1.趣 旨
「ものづくりのまち」として全国に知られる燕市、三条市。この両市を中心とした燕三条地域において、子ども達にロボコンを通じてものづくりの喜びを感じてもらいたい。将来このまちを支えていく子ども達を地域全体で育て、この地域の技術、伝統、文化を守っていく環境を整えることで、まちの活性化を目指す。子ども達が夢を持ってロボコンに取り組み、全国各地からの参加者により大会が開催されることで、このまちを誇りに感じられる事業を行う組織としたい。
2.申請に至るまでの経過
平成18年9月3日、社団法人燕三条青年会議所の手によって市民参加型事業「第1回ふるさとロボコンチャレンジカップin県央」が開催されて以来、毎年ロボコン大会はこの地域で開催されてきた。社団法人燕三条青年会議所の事業として行われてきたこの大会も今年開催される第5回において、他団体との共同開催を行うに至った。地域に根差した事業としていくため、今後の展開に目を向けると、ロボコン大会及び事前のロボット作成教室の運営に特化した組織が必要であると考えた。この大会の当初の主旨でもある市民参加型の事業運営を図るためにも、地域住人による開かれた組織運営を目指す必要がある。地域全体で青少年の健全育成に努め、まちづくりの推進を図る組織としてゆくため、NPO法人ロボコンジャパンの設立申請に至った。
特定非営利活動法人ロボコンジャパン
設立代表者 丸山 光博